2018年6月23日土曜日

クライミング班・2018年上半期の活動

2020年東京オリンピックがいよいよ近づいてまいりました。
その中の新種目、クライミングは最近TVや雑誌でも多く取り上げられていますが、我が山岳部でもヘタレながらクライミング班が密かに活動しております。

2018年上半期の活動は大体、次のとおり。

1/14 伊豆城山・南壁
1/27 湯河原幕岩(新人Kさんの外岩デビュー)
2/12 湯河原幕岩
2/17 伊豆城山・上部エリア
3/11 湯河原幕岩
4/21-22 古賀志山(女子強化合宿)
4/28-30 小川山(恒例の春合宿。OB、現役多数参加。)
5/4-6 有笠山、子持山獅子岩(ショートルートとマルチピッチ)
5/12 瑞牆山カサメリ沢
5/19 奥多摩・天王岩
5/26-27 甲府幕岩
6/2-3 太刀岡山、瑞牆山カサメリ沢
6/9 伊豆城山・クッキングワールド











その他、メンバーは横浜市内のあちこちのボルダリングジムに出没しています。
クライミングに限らず夏山、雪山、沢登り、渓流釣り、焚き火に興味ある方はぜひ山岳部へ!
「働き方改革」も大事ですが、「遊び方改革」も大事ですよ。(^^)v

2018年3月5日月曜日

2018.3.3-4 八ヶ岳・赤岳天狗尾根

ごぶさたです。
春先からしばらく投稿が途絶えましたが、山岳部はこっそり元気に活動しています。(^^;)
三月初めに八ヶ岳東面・初級バエーションルートに行ってきましたので、簡単に写真だけアップしておきます。

日程:2018年3月3日(土)~4日(日) 前夜発一泊二日
場所:赤岳天狗尾根
天気:晴れ
一日目:美しの森-天狗尾根2,200m付近(テント泊)
二日目:天狗尾根上部岩稜-ツルネ-上ノ権現沢下降-出合小屋-美しの森

天気には恵まれましたが、春の重たい雪のラッセルはなかなかハードでした。(上野・記)









2018年2月27日火曜日

2018.2.17 八ヶ岳横岳西壁 三叉峰ルンゼ

 年末以来、久々に山へ行ってきました。なかなか時間を作れず日帰りでの山行となると、どうしても八ヶ岳に偏重してしまいます。今回は横岳西壁でどこへ行く悩んだのですが、結局現場へ行って決めようということになりました。

 メンバー:部員M(CL)、N(書記)

終了点で。M、N


 私が風邪を引きずっていることもあり、前日は原村にあるS元部長のお家を使わせてもらった。いつも車中泊であるが、快適に眠れた。
 部員Mのフォレスターで美濃戸まで。5:40発。曇ってはいるが雪はまだ降っていない。7:10行者小屋。ここでアイゼンその他ガチャ物を装着。中山尾根も事前には候補にあったが、天候悪化はわかっているし、時間がかかってしまうのでやめた。とりあえず三叉峰ルンゼに行くつもりで、やばそうだったら石尊へ転戦しようとのこととなった。赤岳鉱泉との間にある沢から入る。トレースは当日のものと思われるものがあり、歩きやすかった。30分程で鉾岳とかとの分岐でここは左へ入るが、右に赤布があり、トレースもそちらが濃かった。ここからは、若干トレースも薄くなった。
 8:45位にF1。ほとんど埋まっており2mほどしかないのでザイルをつけずに進む。ここを越えると、完全にルンゼとなるが、ボブスレーのコースみたいにばっちり雪がえぐれていた。あれは人が踏んだ後だったのだろうか?すぐにF2。ここが一番滝が出てて3mはあったと思う。ここもザイルは出さず、結局最後までだすことはなかった。だんだんと風が強まり、雪も降りたびたびチリ雪崩を浴びる。しばらくはナメ滝とか、小さな滝とか越えていくので飽きることはなくビレイもないので、あまり冷えなかった。上部は完全に埋まり、トレースも消えていた。視界もないので困ったら右手に上がる心持でラッセルを続けた。
F1でのM

ポーズをとるM


 10:30石尊稜上部岩稜基部。意外とめっちゃ正確に来れた。各々が適当に登るが晴れていれば高度感があって気持ちいいのだろう。11:05稜線着。風強く視界もないのですぐに下山開始。がしかし、トレースも視界もないため意外と道を見失ってしまう。結構、横岳周辺は西側を巻いているのだった。帰りは地蔵尾根から。かなり風は強いが続々と登ってくる。ご苦労様です。14:10美濃戸駐車場着。樅の湯へ行き帰宅。

石尊稜上部


 風邪が治ってすぐ行ったが、行動中はむしろいつもより調子はよかった。しかし帰宅後再び体調を崩してしまった。
 三叉峰は1月中旬位までにいかないとしっかりとしたアイスクライミングはできないのだろうけど、2月も少しのアイス、岩稜と楽しめるルートではあった。展望はなかったがよい山行であった。

2018年2月6日火曜日

鋸岳縦走@南アルプス

 お正月明けの連休前半、2018年の登り始めということで、南アルプスの鋸岳へ縦走バリエーションに行ってきました。
 
日程:2018年1月6~7日
メンバー:上野、長谷川、廣井
目標:正月太りの解消?

一度行ってみたかった冬の南アルプス。
近くは目の前の甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳から、遠くは北アルプスまで見通せる澄んだ冬の青空の下、爽快な縦走を楽しめました!


■1/6 戸台駐車場(11:00)~角兵衛沢出合(12:50)~角兵衛沢大岩(15:30)
 
早朝、上野車でそれぞれ横浜、相模大野にてピックアップしていただき、出発。
登山前日に限って仕事が・・・というあるあるの罠にはまり睡眠時間は数時間、ねむい・・・zzz

南アルプスには何度も来ているものの、今回の登山口、戸台は初めて。駐車場には冬にも関わらず異様なほど沢山の車があり、「こりゃ鋸岳も渋滞か(そもそもテント場は空いているのか!?)」と心配になった。駐車場には長野県警が常駐、長谷川さんに登山届を提出していただき、ちょっと焚き火で暖まってから出発。
 
北沢峠方面と鋸岳への分岐となる角兵衛沢出合までは長い河原歩き。長い、とにかく、長い。
雪がなくゴロタむき出しの河原を2時間ほど、プチ徒渉を何度か繰り返しながら無言で進む。河原脇には凍ったお手頃そうな小滝も点在しており、アイスクライミングを楽しむのにもよさそう。
 
 
角兵衛沢出合に到着したところで、長谷川さんが滑って川にはまるというまさかのアクシデント発生。突き指と、足もちょっとおかしくなってしまった模様・・・。鋸岳縦走の本番は翌日だしとりあえずテント場まではと引き留めたものの、長谷川さんの意思は固く一足先に下山することに(泣)

 
 

角兵衛沢出合からは、徐々に険しくなる樹林帯とゴーロの急登を本日のネグラである大岩下まで2時間ほど。翌日の縦走部分しかよく調べていなかったため、急登への覚悟が足りなかった・・・切れそうになるメンタルを夕食への期待でつなぎ止め、がんばって登る(長谷川さんの夕食はいつもおいしいのだ)。
 
大岩下のテント場はせり出した岩が屋根のようになっており、地面も平らで、水作りに不可欠な雪もそれなりにあって超快適。
 
しかも、ガラ空き。
いつぞやの城山バトルランナーを彷彿とさせる超常現象、戸台ですし詰めだった車の主たちは一体どこへ行ったのだろうか。何はともあれ、貸し切りはうれしい。 


 
テントを建て、長谷川さんから託された食材を早速調理。
しかし、託されたはいいものの、どの素材同士を組み合わせて調理すればいいのかわからない。
 これはやばいぞ。テントの中に食材を並べて悩みに悩んだ結果・・・(あまり食にこだわりのなさそうな登攀部長と)ちょっとお料理の苦手な食当代理の、最高の素材と最低の腕による夕食がこれだ!!!!!!
 
これはハンバーグにすべきか
スープに溶かすべきか・・・
 
【step1】とりあえず、だしが出そうだから椎茸を茹でてみた。
【step2】なんかゴージャスになりそうだから野菜を入れてみた。
【step3】お肉も食べたいから餃子の具を肉団子にして入れてみた。
【step4】ラーメンがあったので、ラーメン入れてみた。
 
これで合っているのかわからないけど、めちゃめちゃ美味しかった!!
長谷川さん、ありがとうございましたm(_ _)m
 
美味しいごはんで満足した後は雪を溶かして翌日の水を作り、早々に就寝zzz・・・
 

 
■1/7 角兵衛沢大岩~角兵衛沢のコル~第1高点~小ギャップ~鹿窓
     ~中岳(第3高点)~大ギャップ~第2高点~中ノ川乗越~熊穴沢~戸台駐車場
 
4時半起床、昨晩の食材の残りをテキトーに混ぜて作った野菜&ホタテ春雨の朝食を食べ(これもうまし!)、6時半にテントを撤収。夜中はかなり冷え込みシュラフカバーは霜だらけ、少々風の音も聞こえていたけれど今日は無風ピーカンで絶好の登山日和。
 
  
テント場から角兵衛沢のコルまでは長いガレ場の急登。雪が少なく、中途半端に雪とゴロ石の混ざった斜面で非常に歩きづらい。斜面を3分の2程登ったあたりから雪が増え始め多少歩きやすくなってきたけれど、すでにバテバテ。8時40分、ようやく取付きの角兵衛沢のコルに到着。
疲れたよ~。
待ってください~汗
 
角兵衛沢のコル
  
角兵衛沢のコルから鋸岳の1つめのピークである第一高点までは20分ほど。コルまでのガレ場と打って変わり(というかコルまでがシンドかっただけに)、なだらかで歩きやすい。
9時10分、第一高点到着。甲斐駒や仙丈はもちろん、八ヶ岳や中央アルプス、北アルプスまで、360度のパノラマビュー!!!
 
ぼちぼち行きましょう~

 
  
第一高点からが鋸岳縦走の核心部。
甲斐駒に向かうギザギザの稜線、コルに幕営していたらしい先行パーティの3人組が見えた。
 
薄っぺらい稜線
 
第一高点下の雪庇を越えて・・・いよいよ、“鋸の歯”に突入!
 
 
まずは、小ギャップの懸垂下降。

 


小ギャップの登り返しは、ちょっと、いや、大分いやらしい鎖場。
もう少し雪があれば前爪のキックステップでサクサクいける気もするが、雪が少なくて嬉しくない。岩は全体的にノッペリで、薄雪の下はアイゼンの爪をかける場所があるのかないのかよく分からず。暑いので化繊のインナー手袋1枚にしてしまったため、鎖も滑って上手く掴めない(自業自得)。苦労してなんとか突破。

核心の鎖場
 
核心は鎖場下部のワンポイントだけで後は特に恐ろしいところはなく、稜線上の細いリッジに少々神経を使ったものの、岩場好きにはたまらない楽しいギザギザ稜線歩きが続く。


トレースさん、ありがとう

10時20分、鹿窓。なんでこんな穴が空いたのかなあ(不思議)。
夏道は鹿窓を潜って行くが、冬はそのままリッジ上を進んで第三高点へ。

鹿窓

 
二つ目のピークだけど「第三高点」
 
第三高点の次は、大ギャップの懸垂下降。
雪の状態を考慮し、本来の(よく記録に出てくる)懸垂支点よりもかなり上部から懸垂下降となる。ところどころ、支点のスリングが残っていたので今年の懸垂のトレンドはこっちなのかもしれない。3、4回懸垂して大ギャップの谷底へ降り立つ。 



雪に埋もれた谷底を登り返し、大ギャップの最高点から今度は反対側のルンゼへ下る。
下りの斜面は南面に当たり、雪はほとんどなくボロボロ。滑らないよう慎重に進み、これで合っているのかと不安になるまで降りきったところから登り返して、12時45分、第二高点到着。

これにて縦走終了、おつかれさまでした!!

第二高点にて
横浜市役所山岳部、今年もよろしくお願いいたします

(この後、再びガレ場と河原を暗くなるまで歩いて戸台へ下山。ガレ場長すぎ・・・) 
 
 
 
【総括】
今回は3日目が悪天予報のため計画を短縮。
景色もすばらしく楽しいコースなので、次はぜひ甲斐駒まで行ってみたいな。
上野さん、ありがとうございました!
 


2018年1月5日金曜日

20171230 赤岳主稜


山頂から、登ってきた主稜をバックに記念撮影
【日時】2017年12月30日(土)
【メンバー】M、N、H部長(取付手前まで)
【天候】晴れ 風強め
【行程】
6:00 赤岳鉱泉発
7:45 赤岳主稜取付分岐地点
9:05 1ピッチ目開始
11:10 赤岳山頂
11:35 下山開始
13:00 地蔵尾根経由 赤岳鉱泉着

 冬合宿のメインルートとして赤岳主稜に行ってきたので記録する。
 そういえば、何度も八ヶ岳に来ているのに主稜に行ったことなかったのであった。
 アルパインは久々のリードで緊張するぜ。へへ。
 
 飲み会の疲れのやや残る中、朝6時出発。。
 なんだかんだスロースタートになってしまった。
 Nは若干飲みすぎていたようだが、まあ、歩いているうちに復活するだろう。

 取りつき分岐までは何度も通っている道なので、懐かしく思いながら歩みを進める。
 あれ、こんな短かったっけ?
 12月中旬に日本三大急登と呼ばれる黒戸尾根で行った修行の効果か、ほとんどつかれなかった。
それにしても、モルゲンロートに染まる山々は美しいなあ。


  階段状の坂をいくつか超えると、風が強くなってきた。
 赤岳主稜に取り付いている先行パーティが見える。
 分岐まで近づくと、そこにも順番待ちがいて、我々は4番手だった。
 少々出遅れ気味だったようだ。
 1番手はまだリードで手こずっている様子。

 こりゃあ時間がかかりそうだということで、分岐点でツェルトを出して休憩。
 風は容赦なく吹き付けてくる。
 
 ・・・
 ・・・
 ・・・
 
 外を伺うも先行パーティは全然進んでいない。

 寒い。

 ツェルトで3人でじっとしていたら、しまいには遭難者と間違えられて、ほかの登山者から「あなたたち大丈夫ですか?」と言われてしまった。

 1時間?程強風の中待って、ようやく主稜取り付きに移動し、準備開始。
 H部長は時間がかかりそう、ということで主稜登攀は諦め、後続の赤岳登山組に合流した。

 3番手のセカンドが通過してから、ようやく登攀開始。長かったぜ。
 Nは待ちくたびれて早く登りたくて堪らない顔をしている。
 モタモタしていると怒られそうだ。

 1ピッチ目:このルートの核心。心して挑むが、思ったよりもあっさり通過できた。
       足場が割としっかりしているので、バランスがとりやすいので、
       落ち着いて手の位置を探ることができた。
       登りきったところでルートが曲がるので、ここで切ってNを登らせる。
 
 2ピッチ目:ここからはほぼコンテで行ってしまった。3番手パーティに断りつつ、
       脇のルートから通過。

 3ピッチ目:脇のルートから抜けようとするも、岩場がもろくて厳しい。
       おとなしく2番手パーティが抜けるのを待って通過。
       次の雪稜地帯で抜かさせていただいた。
 
 4ピッチ目以降:大きな危険を感じる箇所はなく、コンテで通過。
         確保を取ろうかまよったのは、上部岩稜地帯の入口ぐらいか。
         主稜からは、文三郎尾根がずっと見えていたのが印象的だった。
         これは目立つだろうな、と思った。
 
 上部岩稜のチムニーを抜けると、山頂が見えてきた。
 快適な岩場を進むと、鎖が見えてきて一般道と合流。山頂到着は11時過ぎ。
 概ね2時間程度で登りきった。
 
1ピッチ目の核心 内股気味
写真がすくないのは、2人で登っていると写真をとる余裕がないからである。
 GoPro的なものがあるといいな。

ここを登ったのかと思うとゾッとする

山頂付近からは富士山がくっきり


 この後は地蔵尾根から下山。
 1時間半かからずに赤岳鉱泉に着いた。文三郎尾根より空いてて快適であった。

 【所管】
 次々現れる岩場をクリアしていく楽しさのあるルートだった。難易度的にも自分の技量にちょうど良かったのだと思う。
 今回は天気が良く、パートナーにも恵まれたが、悪天候やパートナーの技量に応じた対応力というのもになると感じた。
 あと、ここは人気のルートなので出発は早く!

 M

テントに到着 この後しこたま飲んだ。


《おまけ》
1日早く入山した合宿前半組は、ジョウゴ沢&大同心大滝で2日間に渡りアイスクライミング講習♪♪
バーチカルアイスを楽しむにはまだまだ修行が必要ですが、K大御大による厳しい(!?)指導のもと、楽しく練習することができました。
K大御大、ありがとうございました。また山岳部の山行に来てくださいね~(^^)/
(R記)

年末だよ、(暇人は一足先に)全員集合!

大同心大滝