2016年11月24日木曜日

2016.11.13、20 丹沢集中登山をしています♪(①弘法山周辺、②箒沢~石棚山~玄倉)

お疲れ様です。部員のHです。

今、11月~12月にかけて、身近な山をみんなで楽しもう!ということで、丹沢へ通っています。
予定しているルートを全部通ると山岳部にゆかりのある文字をGPSで作ることになります。
どんな文字になるかは、部員の方にはメール発信していますが、部外の方もお楽しみに♪

なかなか山へ行けない部員の方にも参加してほしいなと思いますので、いくつかのコースについては声かけしていますが、それで一緒にいっても別に行っても個人の都合で参加OKです。1人で行きたい人も誰かと行きたい人も、参加方法等について確認したいことがありましたらHまでおたずねください。

平成28年11月20日現在の状況は次の画像の通りです。 
グーグルアースの無料アプリをパソコンへダウンロードして、そこへGPSのトラックを表示しています。みんなのデータをまとめるために、共通してこのアプリで表示できる形式(gpx形式やkmz形式)で保存できるといいと考えています。
ちなみに、GPSトラックは、①スマホでダウンロードした無料アプリ「山旅ロガー」、または②ガーミン30Xのどちらかで記録しています。他にもいろいろいいのがあるみたいなので知っている方は教えてくださいね。


丹沢周辺 ※左の茶色い丸は富士山










ちなみに感想はこんな感じです☆ミ

①11月13日「C」 東海大学前駅~弘法山~鶴巻温泉駅
 弘法山はいくつかの小ピークの連なりでそれぞれのピークまではかなり近くまで車で行けます。それなので、山登りというよりも公園のように散歩している人がたくさんいました。遠出できない家族で行くのもよさそうな場所でした。紅葉はこれからというとこところでしたが晴れた日の午後行ったので木漏れ日がきれいでした。春は桜がきれいだそうで、そのころもう一度来てみたいと思いました。
 なお、帰りは鶴巻温泉駅近くにはある弘法の里湯に寄りました(モンベルの会員割引あり)。



 










②11月20日「コ」 箒沢公園橋~石棚山~玄倉~丹沢湖
大雨から始まったキャンプの翌日、丹沢は晴天で、紅葉に輝いていました。
玄倉までは鹿2頭とリス1匹以外に会いませんでした。比較的開けた場所を通るので晴れた日に歩くのは明るく気持ち良い場所でした。こういう場所はのんびりきたいものです。次に来るときはお弁当を持ってまた来たい場所でした。
ちなみに、その後は、別のところへ行っていた仲間と再合流し、遅い昼ご飯を丹沢湖バス停前のそば屋で打ち立てのそば食べて、さくらの湯(北山駅側の町営温泉)によって帰りました。※これが一番いいですねぇ。























































こんな感じですすめていますが、1人では完成できないでしょう。
一緒に行ってくれる人、どこかを担当してくれる人募集中です♪
是非この機会に、1人でのんびりもよし、家族でわいわいもよし、仲間と一緒もよし、何らかの形で皆さまも山に行けますように!

2016年11月21日月曜日

2016.9.29~10.1尾白川鞍掛沢(今シーズンの沢登りを振り返るその③)

 こんばんは。またNです。また沢の記録を上げます。
 8月尾白川本谷へいった後、北鎌尾根をやりしばらく登山はお休みしていた。がしかし、あの岩魚が喰いつく高揚感が忘れられず、また釣れるとこへ行きたいなぁと考えていた。9月はあいにくの天気(と仕事)で、くそみたいなシルバーウィークを過ごしてしまい、ぐずぐずしていると禁漁となってしまいそう。心は焦るばかり。もう天気は後回しでとにかく釣りいくんや!ってことで無理やり決行した沢登り。初めての沢単独で知らないとこは行けないので、前回と同じ尾白川へ。

メンバー:N

 いつものように12時をまたぐように高速を降り、一路日向山登山口へ。2時着。小雨が降っているが、先のことは考えずビールを飲んで就寝。
 9月29日6時起床。ざんざん雨が降っている。止むまで二度寝するが気づいたら10時だった。まったく止んでないが、仕方がないので11時半出発。林道終点までさくさく歩き、下降点へ。ここで沢装備着用。13:10入渓。当然激流。前回じゃぶじゃぶ渡渉したところも今回はへつるしかない。一回も渡渉できないのでずっと左岸を行く。やっと前回釣れた釣り堀ポイントへ着し、釣りを試みる。このポイントも堀ではなく流れの中になっているせいか釣れない。一回アタリがあったような気がするがダメ。諦めて出発する。すぐに、前回最初に巻いた滝が現れる。右岸から巻くのであるが、渡渉が出来ないため左岸を高巻く。草付を登り、崖の上へ出てあまり高く登りすぎないよう心掛けるが、結構上へ追い上げられてしまう。本流の滝の連続する個所は抜けたところで、高巻も崖に阻まれ、さらに上へ登るか降りるかする場所となった。迷わず懸垂下降の準備をし、下降開始。想定では、下降地点からそのまま下降ではなく、ちょっと2m程トラバースして傾斜のゆるいところを2ピッチで降りる予定であった。が、メインザック(20~25キロ弱)を背負ったままではそれが果たされず、そのままずるずる空中を降りることになってしまった。さらに、ザイルの末端が絡まり、半分で折り返してもいなかった。あわてて仮固定を試みるが、これもメインザックを背負っているため、中々できない。ロープを握っている左手が限界を迎えそうだったので仕方がなくザックを放り投げる。昨年買ったばかりのザック・・・これでかなり身軽になり、なんとか片手でプルージックをとり、ロープを結わき直し降りた。最後はジャンプした。いやぁ懸垂は場所選ばんといかんねこりゃ。
前回
今回





 若干死ぬ思いをした後、疲れ果てぼけーっと歩いて鞍掛沢出合に着いた。出合からちょっと高台になった樹林の中にテントを張った。
雨は降ったり止んだり。たき火をやろうとしても、全く火はつかず。夕飯前に再度釣りを試みるも釣れず。切ない気持ちになりつつ酒を飲んで遅くまで読書し寝る。



持ち込んだたくさんのお酒




















 30日8時起床。少し寝すぎた。雨は降っていない。ウキウキして早速竿を持って鞍掛沢出合へ。釣ってる時間よりも仕掛けをいじってる時間のほうが長かったが一尾釣れた。キープしたかったのだが針が中々取れず弱らせてしまい、捌くことにした。10時頃テントに戻りだらだら準備して11時半乗越沢出合目指して出発。昨日と違い水が引いており非常に歩きやすい。いい日だ。少し歩いては竿を取り出すが、そのたびに仕掛けのセットに手間取っていた。浅い瀬の部分で小さいのが一匹釣れた。流石に可哀そうなのでハリを外そうと試みるも外れない。ラインを切ってそのままリリースした。どうか死なないでおくれ・・・。その後も淵で一匹。釣り上げとりあえず釣りは終了。おそらく9月の長雨でお腹が減っているのだろうけど、ずっと釣れ続けたとは思う。15時乗越沢出合。わずかな距離なのだがえらく時間がかかった。乗越沢の入り口は滝になっており、いまいち自信がなかったが方角はばっちりなので、テントを張り、早速たき火の準備をする。湿っており着きは悪かったがイワナを焼くために根気よく燃やす。焼けるのを待ちながら酒を飲むのは最高だ。イワナが焼きあがったところで日本酒を温め、熱燗を作る。ここで台座にしてた木が折れせっかくの酒を地面に吸わせてしまった。勿体ない。16時から飲み始め夜が更け真っ暗になっても寝転がりながら夜空を見上げては歌を唄う。ビール、焼酎、バーボンを飲みつくし、大分酔った。結局20時過ぎに就寝。たき火はずっと燃えていた。







 31日6時半起床。朝から雨である。だらだら朝飯を食べ7:45発。すぐに鞍掛沢出合の滝。右の草付から巻く。序盤は滝が多く直登したり巻いたりする。滝は非常にぬめっておりラバーソールでは厳しい。次第に沢床が低くなり小川のようになる。ここからアザミをかき分けながら進む。足や肘にトゲが刺さり痛い。詰めあがると針葉樹林のザレ場となる。随所に目印があり迷うことはない。9時半鞍部。ここからはちゃんとした登山道がある。無心で降り11時半日向山着。12時過ぎ登山口へ帰った。
 



2016年11月13日日曜日

2016.7.30~8.1尾白川本谷(今シーズンの沢登りを振り返るその②)

 振り返りの2回目です。ナルミズ沢で辛い思いをした二週間後、次は楽しい思いをしようと、昨年とてもよかったと評判でK御大おすすめの尾白川に行くこととなった。前回のメンバーに我が部の釣り名人I野さんを加えた。

日程:2016.7.30~8.1
メンバー:K御大、I野さん、N

 前夜、我が家の前で拾ってもらい出発。双葉SAで時間調節をしつつ翌1時半駒ヶ岳神社付近着。山梨県は実に近くてよいね。
 30日6時起床。7時半発。入渓点まではまず日向山登山口まで歩き、そこから林道を終点まで。入渓の下降点にはフィックスがかけられており安心である。10:10入渓。ここで鞍掛沢へ向かう二人組の男性と会った。先日鞍掛沢の記録を探していたら偶然記録を発見。御大二人が写真で載ってい居てベテランパーティーと書かれてた。さらに我が部のU野さんのお友達らしそう。山の世界は意外と狭い。
 入渓してからは早速竿を取り出しつつ進む。私は前回の反省を生かし、ネットで調べ自分で仕掛けを作ってきて、気合は十分だ。最初の淵ではまったくあたりはなかったが御大御用達のポイント通称「釣り堀」でK御大がさっそく大きいのを釣り上げているではないか。これは期待できそう。私も同じポイントでI野さんからもらったブドウ虫で粘る。30分くらい粘ってようやっと20センチちょっとの可愛らしいのが釣れた。記念すべきマイ釣竿のウレシイ最初の獲物である。


最初のポイント。しかし釣れない。この辺は人が入っているのかな?

ご満悦のK御大
あらら元気いっぱい












一尾釣れ坊主回避で安堵。鞍掛沢出合までは大きな滝は1か所のみ。ワイヤー滝を登っていよいよ本谷へ入る。花崗岩の白い岩とグリーンの水が美しい。いい感じの淵が続くこともあり、たびたび竿を出しているので時間はすでに14時をまわっている。まあー急ぐこともないしまぁいいか。
 いくつも滝がかかっており、磨かれている岩棚は手掛かり少なくメインザックが重いこともあり、沢自体は決して易しくはない。御大の膝や肩を借りつつ私が先行し、二人を引っ張りあげ、協力しながら進む。

 
深い緑色
「お助けヒモを出しすぎるということはない」





美しい白いナメ













 噴水滝を巻いて15分程進んだところに川沿いに旧道のような一段高くなった場所があったため、そこを幕営地とする。16時着。I野さんは速攻で釣りにでかけ、K御大がたき火を熾してくれるというのでテント設営後私も釣りへ行く。来た道を戻り、何か所かポイントをあたるがアタリはない。結構降りて大岩の上から釣糸を垂らすと興味を示しているやつが見えた。アタリがあったのでよっしゃと合わせるも焦りすぎてバラす。もう絶対釣れるまで動かんもん!と決めつけ粘る。すると、笛の音とともにK御大が呼びに来た。時刻はもう6時だった。「すいません。あとちょっとだけ...」と言ってるすきにアタリが!これが最後と合わせるとまたも、ちっこいのが釣り上がった。がしかし、御大にカメラを渡し撮ってもらおうとしたところでバラしてしまった。N「どのみちリリースするつもりだったもんねっ!」
 I野さんは同じ時間で釣果3匹。流石釣り師である。初心者の私とは当然の差ですね。夕飯は塩焼きとイワナ汁。先々週の侘しい気持ちの夕餉とは大きな違いである。前回はたき火も塩焼きもできず悲しい夕飯だったなぁ。19時半に御大たちは就寝。私は一時間くらいたき火を眺め20時半就寝。私のエアライズは3人では狭すぎ。
我が部随一の釣り師I野さん




自然の恵みに感謝








 31日6時起床。うどんを食べ7時半過ぎに出発。すぐに黄連谷出合。朝からよい天気、水面が輝いてきれいだ。30分程いくと左手に坊主山が現れる。流れは次第に急になり、滝が連続するようになる。都度、ショルダーで切り抜ける。大岩が積み重なり胎内通しとなっている個所ではザックの吊り上げを行った。流れの中にフィックスがかかっている三段の滝を登ろうとした際に、メインザックでは体を上げられず、ずり落ち、ずぶ濡れとなった。この滝でのみザイルを出した。最後の大滝を左岸から高巻きすると流れはなくなりガレ場となる。全員で10リッター給水し、あとは黙々と詰めあがる。ガレのつめを左に逃げ樹林のヤブをこぐ。けもの道が縦横についている。ヤブの薄そうなとこを選んで登るが、後ろからおじいさんたちのヤジがうるさい。15時20分登山道に出た。以外にもめちゃめちゃ正確にコルへ出た。ここからはハイウェイ。15時40分六合石室着。快適な避難小屋で貸切である。夕飯までは日向ぼっこしたりして過ごす。夕飯はスープカレー。日が陰りそろそろ寝るかって頃に男女4人パーティーが到着。角べえか熊の穴かの沢をあがってきたみたい。19時半就寝。

良い天気

登る合計年齢135歳タッグ
クッカーとテントとザイルが入ったザックは重い






































 
 8月1日、3時起床。御大たちがすやすや寝ている中、朝ご飯を作る。明日は下山が長いので早立ちしましょうと言っておいたのに起きないので無理やり起こす。4寺半発。「いやぁ早く出発できたね」とか言っているが無視。
 鋸と甲斐駒の稜線は破線ルートになっているが、よく整備されており通行に問題はない。30分程歩いたところで八ヶ岳方面からのご来光を眺める。鋸岳への稜線がきれいに見通せる。仙丈岳、北岳もよく見える。しかし、展望があったのは一瞬で、次第にガスに包まれた。6:20甲斐駒頂上着。実は私は初めての甲斐駒である。展望はなし。ここから黒戸尾根の長い下りだ。七丈小屋まではゆっくり降りる。小屋からはひたすら黙々と歩く。8:45五合目小屋跡。距離は長いが、がんがん高度を下げているのがよくわかる。いい加減着かないかなぁと感じ始めたところで、尾白川が見えてきた。夏休みのシーズンでもあり、キャンプしにきた家族がたくさんおり賑やかだ。12:30駐車場着。長かった。帰りは尾白の湯(高い)に入り帰宅。よい休日だった。
北岳

鋸第一高点までの稜線

ブロッケン
山頂にて



2016年11月6日日曜日

2016.7.16~17 東黒沢~ナルミズ沢右俣(今シーズンの沢登りを振り返るその①)

 ご無沙汰しております。庶務担当Nです。なかなか記録を書く時間がなくこんな時期になってしまいましたが、今シーズン沢ばかり行ったその記録をいまさら載せます。

日程:7/16、17
メンバー:K御大、N

 本格的な夏山シーズン到来ということで、昨年からK御大にさかんに要望していた沢登りを計画。御大が以前釣りに興じすぎ時間切れで敗退したというナルミズ沢へ。実は泊りの沢登りは4年前の恋ノ俣以来。初めて釣竿も購入し、楽しみにして当日を迎えた。
 いつものように前日夜出発。翌1時半土合着。天気予報では7月の三連休は曇り雨。明日も天気はよろしくないようだ。車の中に蚊が入ったようで寝苦しい夜だった。
 16日6:00起床。雨はしとしと降っている。御大は「沢はやばいから帰るか」とか言っている。おいおいと思いつつ、少し止むのを待つ。ゆっくり準備し7時ごろ発。雨なので車に積んであったブルーシート(4キロくらい)を持っていったのは今思えば誤りだった。入渓するといきなり結構な水量。沢靴で歩くこと自体久しぶりで濡れた岩は滑りそうで、歩きづらい。しばらく行くとハナゲの滝である。なるほど、二俣に分かれて落ちる水が鼻毛に見える。普段の水量であれば右岸沿いを水流から離れて登れるそうだが、この日は右岸ギリギリまで水が迫っていた。
ハナゲの滝
 しばらく登ると白毛門沢出合であった。釣竿を取り出ししばし、釣り。私は釣りは全くの初心者のため仕掛けセットなどを買っていたが、御大曰く「そんなおもちゃじゃつれない」と。御大の重いガン玉をもらいセット。しばらく待ったが、この雨だしそもそも東黒沢に魚がいるかも定かではないし、あきらめて出発。相変わらず水量は多く普段であれば直登できるであろう滝もすべて巻いていく。しかしがんばって歩速を維持しまあまあのペースで進む。


全ての滝は巻ける
地図を読む御大
二俣

 いくつかの二俣があり、その都度地図を見て確認をする。普段の水量であれば容易に判断できるのだろうが、この日はどちらも水量が同じくらいで判別が難しかった。結構高度を稼ぎ、最後の急傾斜のヤブ漕ぎ経て12時頃稜線上に出た。しかし、下降する沢が見当たらない。地形図と照らし合わせると目指すウツボギ沢の乗越は北西に見える。どうやらかなり右に詰めてしまっているようだ。武能岳とかいう山から南へ伸びる尾根に出てしまっている。ここから稜線上をヤブ漕ぎしながら進むのは現実的ではないので、登ってきた隣の沢を下降し登り返した。がしかし、乗越の高度を過ぎても斜面が終わらず、再び間違いに気づく。乗越と同じ高度を保ったままヤブの斜面をトラバースし乗越を目指す。笹をかきわけかきわけもってきたくそ重いブルーシートを呪いながら進み、15時ウツボギ沢の乗越に着。やっとで着いた。
 その後は黙々とウツボギ沢支流を下降。二人とも足がヨレておりスリップに耐えられない。御大はかなり激しくこけて心配したが大丈夫そうなので無視して進む。16時半ウツボギ沢出合着。先着者は1パーティー居た。担ぎあげてきたビールを回し飲みした後、テント設営。持て来たブルーシートはあまり役立たず。薪を集めようと試みるも、よく幕営されているのか全くない。釣りを試みるもやはり釣れない。特にすることがないためすぐ就寝。
やっとでウツボギ沢出合についたー

 17日6時起床。天気は良さそうである。だらだらと朝飯をたべ7時半発。大石沢出合までは登山道を使う。大石沢の出合は大きな釜となっており時間があれば釣竿を取り出したいところ。しかし今日は先が長いためスルー。いよいよナルミズ沢へ入渓。あれ?アプローチ長くないか?結構体力つかっちゃってるぞ。
 ここから魚止めの滝までいくつか小さい滝が続く。天気は小雨が降ったり止んだりで安定しないが美しい渓相である。瀞となっているところでへつっているときに危うく長されそうになった。やっぱり安全に巻くのがよさそう。二俣を過ぎるとナメとなり水量も少ない。周りは草原で明るく気分がよい。源頭で一人2ℓずつ給水し草原の踏み跡を烏帽子岳コルを目指して詰める。さすが天国のツメと呼ばれるだけあり美しいところだ。12時コル着。コルからジャンクションピークまで道はなく再度笹のヤブ漕ぎとなる。いつのまにか天気は回復し暑い。JPへの最後の直登はきつかった。
美しい流れ。けど油断は禁物
まだまだ現役

二俣にて私N
















天国のツメ
 JP14時着。一時間ちかく余分にかかってしまった。ここから朝日岳・笠が岳・白毛門とまあ、これだけでも結構充実した縦走になりそうなコースを経て下山しなければならない。一般縦走路となるので快適だが、ここまでで相当な疲れが溜まっておりペースは上がらない。だらだら休みながら歩いて17時白毛門。ここから厳しい降りだ。完全に足の力は失われており、私は木の根で一度激しく転倒。腕をすりむいてしまった。K御大よりむしろ私のほうがヘロヘロとなり、ヘッテンを出すか出さないかぎりぎりの明るさの中、19時半過ぎ下山。
コルから

 当初の想定を裏切り体力的にかなり厳しい登山となり、夏山シーズン一発目のトレーニングに良い山行となった。沢登りをする上で生じるストレスなどよい経験となった。ナルミズ沢自体は素晴らしく美しい沢だった。次行くときは朝日岳から下山したいけど。