八ヶ岳PAから、かっこいいね! |
日時:令和5年1月19〜20日
天候:晴れ
メンバー:野戸CL、伊藤(書記)
ルート:
【1日目】
白州キャンプ場駐車場(6:45)
笹ノ平分岐(8:30)
刃渡り(10:20)
七丈小屋(12:50)
【2日目】
七丈小屋(4:30)
山頂(6:05)
五合目小屋跡(9:05)
白州キャンプ場駐車場(12:30)
【概要】
一泊二日の休みが取れたので、冬山に行きましょうとなりまして。
一泊二日の休みが取れたので、冬山に行きましょうとなりまして。
ワンチャン二泊三日という夢も!?都会でくさくさした心を癒しに2泊も!?す、すげぇ!
゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッそんな話も出たかかりましたが、紆余曲折ありまして一泊二日に落ち着きました。みんな一生懸命戦ったんだけどね…やっぱ子育て世代は公私ともに忙しいやなって…そんなこんなで2泊の夢は崩れ去ったのでした。なつくさや つわものどもが ゆめのあと じゃーの!!!!!!11111111
みたいな。
そんな感じで、確実にピークハントできそうな南アルプスの甲斐駒ケ岳黒戸尾根をチョイス。厳冬期は登ったことありませんでした。かつてまっちゃんと日帰りを試したことはありましたが、敗退してましたし。
前日の18日は山岳部の新年会でしたが、まだコロナが収束というわけでもないため、わたくし伊藤は欠席させていただき、CL野戸には参加してもらいました。
19日3時。伊藤車でのとっちをお迎えに。のとっちはいも焼酎効果により、コンディションは悪そうである。かなり調子悪そう。
6時頃、白州キャンプ駐車場に到着、6時45分に登山開始。街も山の下部も全く雪付きはしておらず、寒いだけの夏山気分である。まあ、夏よりは荷物はいくらか重いのかもしれませんが?出発してすぐに竹宇甲斐駒ケ岳神社を横切り、吊り橋を渡る。
8時30分笹ノ平分岐に到着。高度は1,500m。全然雪はない。この先から凍結箇所がちらほら見られ、1,600m付近から、滑って登れそうにないのでアイゼンを装着した。
アイゼンを装着し、快適にサクサク登る。黒戸尾根は尾根道を北西側にトラバース気味に登っていくため、山道は日当たりが悪く1,600m以降はしっかりと雪が付いていた。ただ、しばらくは降雪していなかったようでアイスバーン状のツルッツルの状態である。
10時20分頃、刃渡りに到着。ここは日当たりが良いのでほとんど雪は残っていない。アイゼン装備のまま岩を登っていく。ちょっとだけ見晴らしが良き。また、この刃渡りを通り過ぎてその途中、五合目小屋跡があった。ここは幕営適地である。ここから黄蓮谷にも分岐してるんですね?昔、御大こと河合さんがソロで登ったとかなんとか。河合さんもここで幕営していたのだろうか。
充実したはしご |
よく整備されています |
12時50分、そんなこんなで七丈小屋に到着。幕営料一人1,000円を支払い、お水も4lもろた。お水が潤沢なのは嬉しいですね。のとっちが小屋でビールを買おうかどうか迷っていた。迎え酒も辞さないスタイル。
第一テント場でテントを設営し、お昼寝を嗜む。最高の贅沢である。16時00分過ぎ、夕食の調理を開始する。今回は伊藤によるキムチ切り餅鍋である。洗い不要のカット野菜にきのことか根菜を少し足したものを持参、油揚げと豚バラ肉をぶっ込み、鍋キューブで味付け完了。冬は肉の持ち運びができるため、夕食が少し豪華で嬉しい。19時00分頃就寝。
翌日。3時00分起床。夜中は風が強く吹いていたが、起きる頃には無風となっていた。朝ごはんを調理する。朝ごはんは、雑煮。小松菜や根菜に切り餅をぶっ込み、永谷園お吸い物の素を入れて、さらにのとっち秘伝の出汁を少々入れ調理完了。簡単。その後、湯を沸かしたり、諸々の準備を整え、4時30分、山頂を目指して出発。
暗いのでヘッデンを点けて登る。雪は締まっているし、風は吹いていないし、良いコンディションだ。暗くていまいち距離感が掴めないが、高度計を頼りに現在地を確認しながら黙々と登っていく。登っているときは気がつかなかったが、一度小休止を入れたところが二本剣の御神体の場所であったようだ。定期的に事故が起きているルートでもあるので、ゆっくり着実に、安全登山を心がけて登る。ピッケルとアイゼン装備で雪や岩を登る技量があれば、特に苦もなく登れます。
6時05分山頂に到着である。早すぎる。夏のコースタイムが七丈小屋〜山頂が2時間30分なのに、1時間30分で到着してしまった。のとっち曰く、「鎖場等は渋滞が勘案されてコースタイムが遅めに設定されている。」とのことで、誰一人とて登っていなかった今回は渋滞もあるはずもなく、予想外にはやくに到着してしまった。真っ暗。景色を拝むため30分ほど滞在。風が吹いてきて、結構寒かった。
真っ暗でい |
夜明けだ! |
夜明けと同時に割り込む青髭 |
6時40分頃、下山開始。8時00分頃にテン場に到着、撤収し8時20分頃出発。
1,600m付近までは凍結が激しいのでアイゼン装備で。下りの方が危ないので、念のため笹ノ平分岐までアイゼンを装備した。
本日は金曜日。たくさんのパーティが登っていた。やはり人気のコースなんですね。途中に猿やカモシカと遭遇しながらのんびりと下山しました。12時30分、下山完了。
「お昼寝の邪魔すんなや?」 |
「オメェも撮られてんな?」 |
荷物もそこまで重くなかったし、日本中が騒ぐほど急勾配ではないのは周知の事実として、それでも今回は下山後の体のダメージがでかかったです。夏の剱岳八ツ峰より強度は低いと思ったのに、何故こんなにダメージがあるのか…。帰宅後の片付けがしんどかった…。もぅマヂ無理。。片付け辛ぃ。。八ヶ岳ってゅぅのゎ。。富士山と背ぇ比べして、ィキちゃって頭叩かれてぇ。。8っに別れちゃったってゅぅこと。。ぃみゎかんなぃ。。。登山しょ。。。
【総評】
厳冬期の甲斐駒ケ岳黒戸尾根は、冬山初心者卒業に良いかなと思ったり。アイゼンやピッケルをしっかり使えないと登るのには苦労しそうですし、何より鎖と岩のミックスでは恐怖心があるかもしれません。しっかり使えれば大したことはありません。体力錬成に良いかもしれないですね。知らんけど。
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