2014年11月12日水曜日

下ノ廊下

日時:11月1日~3日

天候:1日・・・晴時々雨 2日・・・晴れのち雨 3日・・・雨

メンバー:廣井(CL)・坂本・長谷川・伊藤・村山(OB)

1日
6時半に湘南台駅を出発し、渋滞に巻き込まれるかと思いながらも天気予報が良くないせいか、大きな渋滞も発生せず予想より2時間早く12時に扇沢に到着した。
扇沢で回送サービス付きの業者に車を預ける。車は業者が扇沢から宇奈月の有料パーキングまで回送しておいてくれる。しかも、宇奈月の駐車場代込で18,000円とかなり安くすんだ。
扇沢から黒部ダム行きのトローリーバスに乗り、思い出されるのは「プロジュクトX」の映像とテーマソング。
15分ほどで黒部ダムに到着した。
扇沢では雨が降り続いていたが、黒部ダムでは小雨となっており気分も晴れた。噂の黒部ダムはとても大きく、よくぞ作ったと思うばかりであった。
スタート地点となる黒部ダム上で記念撮影をし、時間が速いがやることもないので、この日に泊まるクロヨンロッジに向かうこととした。

ロッジは営業を終了していたが幕営は可能、しかし水がない。水場は黒部ダムにあるが少し距離がある。雨が降っていたこともあり、水汲みついでに途中のトンネルでビバークしようと考え待機するも寒さと、アルコール欲しさ(ビール500×6本、酒、焼酎、ワイン等をザックin)、雨が止んだこともあり、テント場に戻り設営し宴会を開始。
美味しい村山風豚汁で宴会を開始した。
気持ちよく就寝したのは言うまでもない・・・・

2日
高気圧が頑張ったのか天気は予想外に晴れ。7時20分にならないと下ノ廊下へのゲートが開かないとの事だった。
7時40分、山行開始となる。
まず、黒部ダムから川に下り、川の左岸沿いを歩いていくのこのルート
一般的な河川沿いの道を2時間程歩くと崖を削った道へと変わっていった。
高さ50m以上、肩幅程度のつるはし等で削った道を進むことになる。
ただただ、感心するばかりでした。
今にも崩れそうな天気の中、運よく雨にも降られずに危険区域は通過できた。
それを見たかのように天気は雨となり、撮影不能となる。
途中ダムの中を通ったりトンネルを通ったりと普段通らないようなルートを楽しみ、9時間かけてキャンプ地の可曽原につくも大雨
小屋は明かりがついているものの営業終了と言われる
テントをトイレ前に設営し、雨の中幕営する。
夕飯はジンギスカン。美味しくいただき、残してもしょうがない酒を全てたいらげた。
バケツをひっくり返したような雨に10年物のテントから雨がしたたり落ちる。
夜中、トイレ内で干していたザックのクマ鈴が鳴ったり、1名が動物らしきものにつつかれる、口の中に水滴が落ちてくる、水たまりができる等の災難があったが無事に朝(3時起床)をむかえた。
外は雨だった・・・





3日
朝5時半に出発。雨が降る中、欅平を目指す。
滝の裏を削った150mのトンネルがあるのだが、よくぞつるはしで削ったと感心する人工トンネルだった。
約6時間をかけて欅平に到着
欅平から宇奈月まではトロッコ電車で1時間15分。黒部峡谷の景色を楽しんだ。
温泉に入り、帰宅となった。





感想
日本にこのようなところがあるのかと感じさせてくれる場所、今度は天気がいい時にいきたいかな。
崖で危険な部分はあるが、全体的には歩きやすく歩き概があるルート。当時の作業の凄さを味わえるお勧めの場所です。

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