振り返りの2回目です。ナルミズ沢で辛い思いをした二週間後、次は楽しい思いをしようと、昨年とてもよかったと評判でK御大おすすめの尾白川に行くこととなった。前回のメンバーに我が部の釣り名人I野さんを加えた。
日程:2016.7.30~8.1
メンバー:K御大、I野さん、N
前夜、我が家の前で拾ってもらい出発。双葉SAで時間調節をしつつ翌1時半駒ヶ岳神社付近着。山梨県は実に近くてよいね。
30日6時起床。7時半発。入渓点まではまず日向山登山口まで歩き、そこから林道を終点まで。入渓の下降点にはフィックスがかけられており安心である。10:10入渓。ここで鞍掛沢へ向かう二人組の男性と会った。先日鞍掛沢の記録を探していたら偶然記録を発見。御大二人が写真で載ってい居てベテランパーティーと書かれてた。さらに我が部のU野さんのお友達らしそう。山の世界は意外と狭い。
入渓してからは早速竿を取り出しつつ進む。私は前回の反省を生かし、ネットで調べ自分で仕掛けを作ってきて、気合は十分だ。最初の淵ではまったくあたりはなかったが御大御用達のポイント通称「釣り堀」でK御大がさっそく大きいのを釣り上げているではないか。これは期待できそう。私も同じポイントでI野さんからもらったブドウ虫で粘る。30分くらい粘ってようやっと20センチちょっとの可愛らしいのが釣れた。記念すべきマイ釣竿のウレシイ最初の獲物である。
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最初のポイント。しかし釣れない。この辺は人が入っているのかな? |
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ご満悦のK御大 |
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あらら元気いっぱい |
一尾釣れ坊主回避で安堵。鞍掛沢出合までは大きな滝は1か所のみ。ワイヤー滝を登っていよいよ本谷へ入る。花崗岩の白い岩とグリーンの水が美しい。いい感じの淵が続くこともあり、たびたび竿を出しているので時間はすでに14時をまわっている。まあー急ぐこともないしまぁいいか。
いくつも滝がかかっており、磨かれている岩棚は手掛かり少なくメインザックが重いこともあり、沢自体は決して易しくはない。御大の膝や肩を借りつつ私が先行し、二人を引っ張りあげ、協力しながら進む。
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深い緑色 |
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「お助けヒモを出しすぎるということはない」 |
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美しい白いナメ |
噴水滝を巻いて15分程進んだところに川沿いに旧道のような一段高くなった場所があったため、そこを幕営地とする。16時着。I野さんは速攻で釣りにでかけ、K御大がたき火を熾してくれるというのでテント設営後私も釣りへ行く。来た道を戻り、何か所かポイントをあたるがアタリはない。結構降りて大岩の上から釣糸を垂らすと興味を示しているやつが見えた。アタリがあったのでよっしゃと合わせるも焦りすぎてバラす。もう絶対釣れるまで動かんもん!と決めつけ粘る。すると、笛の音とともにK御大が呼びに来た。時刻はもう6時だった。「すいません。あとちょっとだけ...」と言ってるすきにアタリが!これが最後と合わせるとまたも、ちっこいのが釣り上がった。がしかし、御大にカメラを渡し撮ってもらおうとしたところでバラしてしまった。N「どのみちリリースするつもりだったもんねっ!」
I野さんは同じ時間で釣果3匹。流石釣り師である。初心者の私とは当然の差ですね。夕飯は塩焼きとイワナ汁。先々週の侘しい気持ちの夕餉とは大きな違いである。前回はたき火も塩焼きもできず悲しい夕飯だったなぁ。19時半に御大たちは就寝。私は一時間くらいたき火を眺め20時半就寝。私のエアライズは3人では狭すぎ。
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我が部随一の釣り師I野さん |
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自然の恵みに感謝 |
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