2017年6月12日月曜日

2017.5.27~28 尾白川鞍掛沢

 こんばんは。Nです。少し日が経ちましたが渓流釣りに行ってきたので報告します。

 日程 20178/5/27~28
 メンバー N、U野監督、部員M

 5月に釣りがしたいよーという私(N)の呼びかけに応じ、U野監督、部員Mさんが同行してくれた。部員Mは家庭の事情があり、泊りはできないとのことで、日帰りでも行け、釣れるところということで昨年は一人で行った鞍掛沢へいくこととした。

 朝6時半に釈迦堂PAに集合し、8時前に日向山登山口着。すでに駐車スペースはいっぱいであった。同じ時間に沢へ行くパーティーは我々のほかに2パーティーで、皆鞍掛沢とのこと。これは案外ライバルが多いかもしれない。
 まずは林道を歩く。一時間ほどで入渓点に着く。快晴の空のもと、新緑が目にまぶしい。やはり山はよいなぁ。そして5月の沢はええなぁ。水は特に冷たいこともなく、気持ちいい。適当に写真を撮りながら進み、釣り堀ポイントでまず竿を出す。過去に釣れた場所なのだが、この日はなかなか釣れない。餌のブドウ虫を口に含むのだが、すぐに吐き出されてしまう。30分程粘ったが釣れないのでポイントを変えることとし、二人には出合で釣ってますと言って、先に進むこととした。しかし、この山行で松浦さんと声を交わしたのはこれが最後となってしまった。










 一人、先に進み黄連谷と鞍掛沢の出合で再度竿を出す。10分程で最初の釣果があった。割と形のよいのが釣れた。もう一匹くらい釣れそうだったが、その後あたりはなかった。時計を見るとはや12時で、後続の二人がそろそろ来てもよいだろうと待つが来ない。笛を吹いたり呼びかけても気配はない。12時半まで待ったが来ないので「まさか先に行ってしまった?」と思い、鞍掛沢を進むこととする。

 鞍掛沢には本谷とは違い、豪快な滝はないが、穏やかな流れで非常に癒される。ゆっくりと渓相を見ながら非常にのろのろとした足取りで進む。途中の滝つぼで何回か竿を出すも、あたりはなく、また先に二人が行っているかもしれないとの思いもあるので、釣りはそこそこに登って行った。15時半過ぎに乗越沢出合着。誰もいない。朝、先行していったパーティーもいないが、金山沢に行ったのだろう。後続の二人もそのうち来るだろうと思い直し、一人たき火を始める。たき火を熾すのが沢での醍醐味である。この日は晴天なのですぐに火はついた。持ってきたビールとカルパスで先に飲み始める。

 16時半。流石に遅すぎじゃないかと不安になってきた。幕営具はU野監督が持っているし。まあ一晩くらい屋根がなくてもよいけど。この時は一晩の不安よりも、今日の獲物がまだ1尾ということが気にかかり、とりあえずもう一回竿を出してみることとする。竿抜けしてそうな4m程の岩の上から竿をだすと一投で喰いついてきた。さっきはあんなに振っても釣れなかったのに。やっぱり場所選びって重要。1尾釣って意気揚々と引き揚げると、U野監督が到着していた。少しヨレている感じがするが話を聞くと、私が出合で釣ってると言ったが、黄連谷出合にいなかったので鞍掛沢を登り降りして探していたとのこと。うーん。先行してしまったのは申し訳ない。がしかし、最初のポイントで15時まで釣っていたのはちょっと長すぎではないだろうか。渓流釣りって場所を移動しながらやるのが楽しいんじゃ。渓流釣り、および沢登りへの認識の相違があったようだ。

 まあ、そんなことはどうでもよいので、すぐにイワナを焼く準備にかかる。U野監督は釣果3尾。尺物は残念ながらばらしてしまったらしい。部員Mさんは釣果4尾。二人とも釣りは十分に楽しんだようだ。
 計5尾のイワナを割と適当に(御大方がいないのでうるさくない)焼き、持参したお酒を大いに飲みながら、監督の山友達の話を聞き、夜は更けていった。気づくと監督は寝落ちしていたが、それはそれで気持ちいいので放っておいた。


 翌朝、起きるとすでに7時。U野監督は朝釣りをすでに終えており、釣果は4尾。短時間ですごい。朝食から一人2尾と豪華な食事である。朝、風邪ひいたかなと思ったが二日酔いだった。私がこんなだということもあり、また詰めあがっていくのもだるいので、沢を下降することとした。9時発。登りではあまり気づかなかったが、随所に巻道があり、沢心を通らずに降っていける。私は週末外泊のせめてもの償いに、家庭へのお土産が必要なので、2尾釣ることが本日の目標である。釣れそうなところで、各自竿をだし、思い思いのペースで歩く。幸いにして2日目は労せずして2尾を得ることができた。昨日の一投で釣れた時のポイント選びとアプローチの仕方が活きているのか?

 12時黄連谷出合。ほどなく入渓点というところで、監督が最後に一振りとことで、「早めに切り上げてくださいね」と言って、先に入渓点で待つ。しかし、30分、一時間待っても来ない。いつまでやってんだと軽くキレ気味に別れた地点まで引き返すもいない。まさか遭難はないだろうとその点は全く考えず、先に帰ることとする。ほどなくU野さんが追いつき、聞くところによると、入渓地点を赤テープに惑わされ、違うとこを登ってしまったとのこと。なるほどだからすれ違わなかったのかと合点がいった。
 帰りは大武の湯に入り帰宅。

総評:団体行動をしよう。
 






4 件のコメント:

  1. 今回はホント申し訳なかったです。許してね。
    でも釣れて良かった。
    m(_ _)m

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  2. 今度は一緒に行きたいなぁ。お疲れ様でした! 坂本

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    1. ぜひ行きましょう。ご自宅からすぐでしょうし。

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