2014年5月14日水曜日

奥穂南陵(残雪期)

平成26年5月2日(夜行)~4日

天気:晴れ(時々雨)

メンバー:坂本、伊藤、野戸、松浦
      河合、長谷川、廣井他2名は北尾根ルート

ルート:1日目 沢渡駐車場、上高地~岳沢(BC設置)
     2日目 岳沢~トリコニ―~南陵ノ頭~奥穂山頂~吊尾根~前穂山頂~奥明神沢~岳沢
          岳沢~上高地~帰宅

【山行報告】

◎1日目(5/2~5/3)
・坂本車は21時ごろ発で相模湖IC経由、GW渋滞につかまらず翌1時ごろ着
 河合車は22時ごろ上永谷発調布IC経由、渋滞につかまり、翌3時半ごろ着

・南陵チームで4人用テントを預かり、出発。
 7:15上高地バス停出発
 9:45岳沢小屋 BC設置
 天気は晴れ。
 荷物を降ろし、南陵の取り付きを偵察。岳沢小屋からは30分もかかりません。
 思えばこの時に方位等の確認をしておくべきでした。
 昼飯を食べ、酒を飲みつつまったり。今回はシリアル、ナッツ、ドライフルーツ等を混ぜた行動食 を用意しており、お互い味見し合ってました。徳ちゃんのチョコフレークがうまかった。
 この日、謎の槍沢を震源とした謎の直下型地震に見舞われ、昼~夕方にかけて震度不明の地  震が頻発。さすがに初めての経験だったので、不安でした。偵察中に地震による一抱えほどもあ る岩の落石を目撃しました。
 夕飯は野戸のポトフ。野菜たっぷりでおいしかった。
 18時頃就寝。
 夜ちょっと雨が降ってましたが、翌日は問題ありませんでした。

◎2日目(5/4)
 2:30 起床
 3:20 岳沢出発
 4:30 南陵取り付き
 6:30 トリコニ―1峰(大休止)
 7:35 奥穂山頂(大休止)
 10:10 前穂山頂(大休止)
 11:55 岳沢小屋

 朝食を簡単に済ませ、星を見ながら出発。天の川がくっきり見えるほどの晴天。
 外が暗いため、昨日はすぐに分かった南陵の取り付きが見えず、たどり着くまでに倍ぐらい時間 がかかってしまいました。こういうことはあらかじめ予想しておくべきですね。反省。

 取り付きからは坂本・野戸と伊藤・松浦のペアでコンテニュアスでザイルを張る。
 ザイルの扱いに不慣れなため、途中からまったりして余計な時間を取ることに。
 ダブルアックスなら余裕の場所でも、片手が塞がるため登りにくかった。昨日のうちに練習しておくべきでした。反省その2。

 本ルートで唯一ザイルの必要性を感じたのは、トリコニ―2峰の岩場。アイゼンに不慣れなため、ザイルがあると安心して登れました。慣れてる人なら不要かもしれません。

 トリコニ―以降は惰性で登れます。
 この日は天気のコンディションは最高で、風も弱く快晴。奥穂山頂からの景色は最高でした!!
 日本アルプス・白山・木曽御嶽・富士山など主要なものはくっきりと見えました。

吊尾根は小屋の情報通り、結構面倒で、時間を取られました。夏道の○に釣られてルートを取ったところ、とんでもないトラバース&登攀になってしまい、ダブルアックスでやっとこさ切り抜けました。ある意味南陵より危なかったです。元太さんがピッケル一本で体重を支えるような事態も発生し、このルートには意外とハラハラさせられました。
 
 前穂に到着し、北尾根組の到着を待つが、連絡が取れないため下山。ちょうどこの時間に北尾根から登ってきたカップルがいましたが、北尾根組の目撃情報はなし。

 奥明神沢を駆け下り、昼前に岳沢に到着。ビール&コーラで乾杯!
 ヒヤヒヤする場面もありましたが、南陵組ではほぼ一番乗りでしたし、タイムもよく、総じて順調で良い山行だったと思います。

 このまま残るか今日のうちに降りるかを相談。北尾根組はテントを持っていないため、テントを明け渡す必要があるため、お土産を残して下山することを決めました。

 15:00岳沢小屋
 16:15上高地バス停
 ~さわんど温泉梓湖畔の湯に立ち寄り、帰宅















 
 

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