2015年5月22日金曜日

五龍岳G2稜の予定が遠見尾根―2015春合宿その2

 GWの定例山行で精鋭部隊が利尻にアタックしている中、ゆるーく五龍岳は遠見尾根を登ってきましたので、報告します。


日程:5/1(夜行)~5/4
メンバー:河合(CL)、長谷川、野戸、幾田(紫明登高会)


 5/2(晴れ)
 3:00にテレキャビン乗場着。7:00に起床しパッキングをする。毎度のことであるがK御大は自身のザックに入りきらないほどの大荷物である。多くの共同装備を振り分けられ私の95Lザックは今回もフル活用である。

 8:30テレキャビン乗車。GWの初日とあって登山者、スキーヤーで大賑わいである。アルプス平駅を8:55発。9:20地蔵の頭。とにかく日ざしが強く暑い。多くの登山者と一緒に抜いたり抜かされたり、いやほとんど抜かされながら高度を上げていく。10:50小遠見。
仲良く休憩

 13:10大遠見と西遠見間の稜線上にテント設営。我々のほかには3張のテントがあった。多くの人は五龍小屋に泊するようだった。

 持参したビールでとりあえず乾杯後、明日のルートの確認をする。予定ではG2に取りつくはずであったが、全く雪がついておらず青々としたハイマツがのぞいており、ほとんど藪こぎとなるため時間が無駄にかかりダルい。また取りつきのルンゼ付近の雪渓にはざくざくと割れ目が入っておりだれる危険がある、との2点から今回はG2は見送ることに決めたのであった。しかし他パーティーの記録を見てもGWではG2には雪がないと書かれていることが多かった。今後行くのであれば5月では遅いということなのか。夕食はしゃぶしゃぶ(生肉!)を食べ18:00就寝。


 5/3(晴れ)
 2:20起床。ホットドリンクを飲み、長谷川と野戸だけ3:00発。河合御大と幾田さんは40分遅れで出発したようだ。日の出前だが非常に暖かく雪も全然しまっていなかった。白岳への登りの途中で一度雪崩の音を聞いた。こんなじかんにもだれることがあるのか。G2行ってなくてよかった。
 3:55五龍山荘着。多くのテントが張られていた。ここから岩が露出し完全に夏道の様相であったので一時アイゼンを外した。4:40日の出。山頂で見るつもりだったが間に合わなかった。白馬方面がオレンジ色に染まっていき大変美しい。山にきてよかったなあと思う瞬間である。最後の登りで雪壁となっていたため再度アイゼンを装着。

 
 5:15山頂着。立山剱方面に視界が広がる。南に目を移せば薬師、水晶、槍まで多くのピークを望むことができる素晴らしい景色だ。山頂で後発の二人を待ち、結局1時間15分ほど滞在していた。

 
 
8:50に幕営地まで戻り、ひたすらごろごろする。本日中に帰れよとも思えるが、帰るのもなんだか惜しいので・無駄に時間を過ごした。非常に日ざしが強く日陰でないと寝られないほど暑かった。カクネ里からの雪崩を何度も聞いた。15時から時間をかけて夕飯を準備し16時夕飯。トマトベースのポトフだったがベーコンのだしが旨かった。17:40就寝。


5/4(曇り)
 3:45起床。夜から天気は悪化し朝はガスであった。撤収し5:45発。8:05アルプス平駅着。帰りは大町の薬師の湯により帰宅。大きな渋滞もなくスムーズに帰れた。良い天気と無駄な一日に付き合ってくださった先輩方に感謝です。
 



1 件のコメント:

  1. お疲れ様でした!アルパイン出来ずともいい景色、良い登山が出来て何よりだね!G2いつか行きましょう☆                                                  坂本

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