12月23日(祝) 八ケ岳の赤岳に登ってきたので報告します。(伊藤)
今月の冬合宿において、富士山登頂に耐えられるよう心身を錬成するために、
赤岳にトレーニング登山してきました。一般ルート(文三郎尾根)です。
あと雪山に登りたいんです。やっぱり楽しい。
5:00美濃戸口 ~6:00美濃戸 ~8:00業者小屋 ~9:45赤岳山頂 ~13:00美濃戸口
午前2時過ぎ、車を使って横浜を出発。5時前には美濃戸口駐車場に到着した。
原村の気温は零下ではなく温かく感じられ、雪ではなく雨が降っていた。
道路にもまったく雪が積もっていない。…スタッドレスタイヤに履き替えた意味がなかった。
もしや赤岳にも雪がないのでは…。トレーニングにならないぞ!
そんな不安を抱きつつ山行開始。
大した雨でもないので、車内にて着替えと支度を済ませ5時過ぎに美濃戸口から歩き始めた。
八ケ岳山荘の中には人がいっぱいいるようだが、雨だからか出発する気はないみたいだ。
空を見上げると雲の隙間から下弦の三日月と星空が綺麗に見えた。
これが見れただけでも八ヶ岳に来てよかったと思える。
美濃戸までの道のりに雪は一切積もっていなかった。この時期ってもっと積もっていたような?
美濃戸から南沢経由で業者小屋へ。
途中から雪が積もりはじめ、凍っている路面も出始めたのでアイゼンを装着。
結構寒くなってきたので、レインコートからヤッケに、薄いグローブからオーバー手に変更した。
雪が積もってるといってもこの程度 |
業者小屋に到着するまで全く人に会わなかった。
追い越す人も追い越される人もいなかった…。
業者小屋にも一人もいない |
テントもない |
相変わらず業者小屋周辺は寒い。
でも、エビのしっぽがしっかりできているし、これだけ積もっていれば雪山山行だ。良かった。
しかし登りのスピードが上がらず心臓がバクバク。ふくらはぎもつらい。
山に登っていない証拠だ…。でも楽しい。
誰もいないから、聞こえるのは風の音、自分の呼吸音、雪煙がヤッケにあたる音だけ。
寒いし、辛いし、寂しいのに楽しいのはなんでなんだ。
何やかんやで山頂へ到着。やたらとあっさり登頂してしまった。
ガスっていて見晴らしは良くない |
赤岳と伊藤 なんで逆さまになってんの? |
完登の握手をする相手もいないので、すぐに下山を開始。
ちょっと風が強い様子である。
文三郎尾根分岐路は風の神様(が居ると思っている)の影響でいつも強風だが、
今日はやたらと強く吹いているためホワイトアウトした。
ゴーグルを持ってくるのを忘れたため、眼鏡は凍り付きほぼ視界を奪われ怖かった。
富士山の時は絶対ゴーグルを持っていこう!
ホワイトアウトの影響で凍り付く眼鏡 まつ毛も凍った |
下山時には多くの人とすれ違うことができた。
へー、結構使い勝手の良さそうな時計ですね!何はともあれ、お疲れ様でした! 坂本
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